阪急、小笠原諸島をめぐるチャータークルーズを設定−ふじ丸で鳥島など

  • 2008年11月25日
 阪急交通社はトラピックスでふじ丸をチャーターした小笠原クルーズを設定、販売を開始している。小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」とも言われ、東京から南へ1000キロメートル、太平洋に浮かぶ30あまりの島々から構成されており、世界自然遺産の候補地でもある。クルーズファンの人気が高いデスティネーションであるものの、個人で訪れる機会がほとんどないことから、阪急ではふじ丸をチャーターし、4月13日から18日の6日間で訪れるツアーを設定した。クルーズではあほうどりが生息する鳥島、太平洋戦争の激戦地としても知られる硫黄島の沖合も航行する予定だ。なお、客室は全室が海をのぞむことができ、2名から4名での宿泊ができることから、夫婦やグループなど客層への対応も幅広く出来る。最少催行人数は250名を予定している。