求人情報
Marriott Bonvoy

コロラド州、メディア露出や旅行商品が増加、通年観光可能な魅力をアピール

  • 2008年11月21日
 アメリカのコロラド州から、州知事のビル・リッター氏を筆頭にコロラド州観光局ディレクターのキム・マクナルティ氏などミッションが来日、旅行業界、メディア対象の「コロラド・ナイト」を開催した。リッター氏は挨拶で「日本はコロラド州にとって重要なマーケット」と述べ、今後も日本市場を重視し観光客を迎え入れる意欲を語った。

 マクナルティ氏によると、コロラド州は国際市場で6つの重点市場を設定しており、日本はその1つだという。それを裏付けるのが昨年7月の日本事務所の設立だ。これにより「日本でのメディア露出や旅行商品が増えた」と評価。今年は現在のところ20のパッケージツアーが造成されたという。今後、同局では年間を通じて観光できるデスティネーションであることを打ち出し、州内に合計10本走るという鉄道や26のスキーリゾート、9つの国立公園などを中心にアピールしていく。ただし、同局日本事務所PRディレクターの米田浩子氏によると、スキーやバイクなどニッチ市場向けの「こだわり派」のデスティネーションでもあることから、具体的なアクティビティと絡めたピーアールが効果的とし、ハイキングやスキーなどの専門誌との連動したアピールを考えている。

 日本からのアクセスは現在、ロサンゼルスやシアトル、サンフランシスコなどの西海岸の主要都市経由が主流となっており、今後も直行便就航の働きかけを継続する方針だ。先ごろ決定したデルタ航空(DL)の成田/ソルトレイク線就航については、近隣への直行便としてプロモーションを検討していくとしている。

 なお、コロラド・ナイトの当日はゲストとして、コロラド州にゆかりのある有名人の有森祐子さんと、お笑いコンビの「パックンマックン」のパックンが登場し、招待客を沸かせた。