エキスプレス・トラベル、自社申告での弁済額は1億円強−業者間取引は不明
日本旅行業協会(JATA)によると、11月14日に自己破産を申し立てたエキスプレス・トラベルの消費者の債権額は、13日の同社の報告によると弁済対象が1450件、弁済額は1億500万円であった。業者間取引については依然として不明だが、バス運行会社や宿泊施設などからの問い合せも多く、月曜日にJATAを訪れた宿泊施設は約200万円が回収できていなかったという。JATA法務・弁済部長の鈴木伸一氏は、「エキスプレス・トラベルのようにショッピングモールの中に多数の店舗を持っている会社は、ホールセラーにとっては売ってもらいたい会社。与信がそれほど厳しくなかった可能性があるため、通常より被害は大きいかもしれない」と説明した。
消費者からの問い合わせは11月18日までに267件寄せられており、被害総額は3715万9590円。問い合わせの多くは、関西圏で販売していた自社催行の募集型企画商品「トライツアー」の参加者といい、代売していた他社ホールセラーの参加者は、「エキスプレス・トラベルの社員が、先週の早い段階で業務をホールセラー側に引き継いだらしく、問い合わせは多くない」という。
なお、今回の経緯としては11月5日ごろから、業者から信用不安に関する情報や問い合わせが寄せられるようになった。店舗23店は11月11日まで通常通り営業したが、東京本社は11月7日の金曜日夕方に閉鎖しており、社員の中には月曜日に出社して気付いた者もいたという。
▽関連記事
◆エキスプレス・トラベル、自己破産−JATA問い合せは14日現在130名、2000万円(2008/11/18)
消費者からの問い合わせは11月18日までに267件寄せられており、被害総額は3715万9590円。問い合わせの多くは、関西圏で販売していた自社催行の募集型企画商品「トライツアー」の参加者といい、代売していた他社ホールセラーの参加者は、「エキスプレス・トラベルの社員が、先週の早い段階で業務をホールセラー側に引き継いだらしく、問い合わせは多くない」という。
なお、今回の経緯としては11月5日ごろから、業者から信用不安に関する情報や問い合わせが寄せられるようになった。店舗23店は11月11日まで通常通り営業したが、東京本社は11月7日の金曜日夕方に閉鎖しており、社員の中には月曜日に出社して気付いた者もいたという。
▽関連記事
◆エキスプレス・トラベル、自己破産−JATA問い合せは14日現在130名、2000万円(2008/11/18)