DeNA、中間期の旅行業関連の売上高13.5%増、営業損失は2.9億円

  • 2008年10月30日
 ディー・エヌ・エー(DeNA)の平成21年3月期中間期(平成20年4月1日〜平成20年9月30日)連結決算のうち、エアーリンクを含む旅行業とソリューション事業を含む「その他事業」の売上高は、前年比13.5%増の7億234万7000円となったが、営業損失2億9625万4000円(前年:3億7795万8000円の営業損失)となった。4月に地球の歩き方T&Eの格安航空券販売サイト「アルキカタ・ドット・コム」での格安航空券販売事業の事業譲受を実施し、売上が増加した。

 DeNAでは通期の業績予想を下方修正し、連結売上高は前回発表地の420億円から370億円に修正した。このうち、下期の売上は193億円の計画。旅行業を含むその他事業は8億円としている。新規事業では成長路線をめざした先行投資を積極化する方針で、例えば昨年12月に立ち上げた新規事業のクラブツーリズムとの中高年向けSNS「趣味人倶楽部」では10月にテレビCMを実施するなど販促活動を強化している。


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