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ライプツィヒ観光局、元ドイツ観光局の坂田氏が日本代表に−認知向上へ

  • 2008年10月28日
 ライプツィヒ観光局日本代表に元ドイツ観光局マーケティング局長の坂田史男氏が就任、今後は旅行会社への営業活動に注力する。ライプツィヒはバッハやメンデルスゾーン、滝廉太郎など音楽家にゆかりのある観光素材が豊富であるほか、BMWの工場やポルシェセンターなどがあり、ビジネス渡航も多く、特に見本市ではフランクフルトに並ぶほど有名だという。しかしながら約1時間30分ほどの距離に位置するベルリンやドレスデン、ワイマールと比べて認知度が低いことから日本代表部を設置し、ライプツィヒの認知向上をめざす。

 現在、外国人訪問者のうち日本人は10番目で、昨年の日本人訪問者数は8742泊の5032人であった。有名なバッハ音楽祭のツアーはすでに造成されており、引き続き旅行会社に向けて音楽などのSIT旅行を促進していく。消費者向けには、来年のゴールデンウィークに日本で開催する音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のテーマがバッハであることから、イベントを通じてライプツィヒを紹介する予定。

 坂田氏は1975年からドイツ観光局日本支局に勤務しロマンチック街道を日本市場に導入、日本人のヨーロッパ旅行の主要ルートとなり定着させたほか、東西ドイツ統一後にはゲーテ街道を提唱。ガイドブックの執筆や講演などにも携わっている。


▽ライプツィヒ観光局
代表:坂田史男
電話:03-3709-1966