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グレート・サザン・ツーリングルート、滞在型の旅を提案−地域のホテル拡充

  • 2008年10月24日
 オーストラリアのビクトリア州から、グレート・サザン・ツーリング・ルートの取締役ロジャー・グラント氏が来日、同ルートでの滞在型周遊旅行を提案した。グレート・サザン・ツーリングルートとは、メルボルンを起点に、南西に伸びる美しい海岸線の景色を多能できるグレート・オーシャン・ロードと、西北方面のアボリジニのロックアートやワイルドフラワーで有名なグランピアンズ国立公園、ゴールドラッシュで栄えた街バラットを結ぶ観光ルートのこと。グラント氏によると、2007年から今年にかけて6軒のホテルの約700室がオープンし、客室数が大幅に増加。これを契機に「早足で駆け抜けるのではなく、最低4日から5日かけて各地のアクティビティを体験しながらルートを回って欲しい」と、同ルートを滞在しながら巡る旅程が可能になったことをアピールする。

 オープンしたホテルは、「トーキー・ペッパーズ・ザ・ザンズ・リゾート」「クラウン・プラザ・トーキー」「マントラ・ディープ・ブルー」など、客室数が約100室から130室の中型ホテル。以前は同ルートの地域にはB&Bをはじめとした小規模宿泊施設が多く、今回オープンしたような100室を超えるホテルが少なかったことから、グループや小規模の団体の受け入れも期待する。オープンしたホテルには4ツ星や5ツ星もあり、日本人観光客に適した宿泊施設であると紹介。今後、日本市場向けには、レンタカー会社と協力して、同ルートでのセルフドライブを推奨するとともに、旅行会社に対しては同ルートを活用したパッケージツアーの造成を促していく考えだ。