Marriott Bonvoy

ケンタッキー、ウィスキーや馬術大会を通じレジャー需要見込む

  • 2008年9月29日
 ケンタッキー州政府観光局局長のマイケル・K・クーパー氏によると、「来年にも正式な観光ミッションとして来日する予定」とし、日本市場の誘客に力を入れる述べている。同観光局は、「現在、市場をリサーチしており 2ヶ月以内にはプロモーションプランを策定し、日本市場の観光客誘致を図りたい」と語る。今回の来日は、サラブレッドの産地であるレキシントン市の姉妹都市、北海道の新ひだか町の訪問が目的であったため、改めてプロモーション活動を行う。

 ケンタッキー州には、トヨタのアメリカ本社があるほか、157の日本企業が進出している。このため、ビジネス渡航やこれに付随した家族旅行、接待旅行なども多い。ゴルフが盛んで、パブリックコースが180あるほか9月に開催したライダーカップには日本人も多く訪問したという。また、バーボンウィスキーはほとんどがケンタッキー州で生産されていることから、バーボンの蒸留所を8ヶ所巡る観光コース「バーボン・トレイル」を設定し、FITにも対応している。

 なお、2010年9月25日から10月10日まで、ケンタッキー・ホースパークにおいてオルテックFEI世界馬術選手権大会を開催する。この大会は北米で初開催となるもので、4年に1度の大会で日本を含む60ヶ国以上が参加し、900頭の馬と800人の選手が活躍、70万人を動員するという。今後、イベントの開催も含めて日本人誘致を図り、ケンタッキー州の認知を広めていく。