Marriott Bonvoy

江原道、青年交流の促進などを通じて誘致−目標は30万人

  • 2008年9月29日
 韓国・江原道庁は9月19日に観光説明会を開催、江原道環境観光文化局長の李雨植氏がは「今年12月までに30万人の日本人訪問者数をめざし、プロモーションしていきたい」と話し、キャッチフレーズである「ゴーゴー江原道」と名付けた旅行商品の開発や青年交流の促進などを通じて誘致を図る。「江原道には四季があり美しい風土や文化がある。東アジアの観光ハブをめざしたい」とアピールする。

韓国の伝統歌謡であるアリランや茶道などの文化体験のほか、世界無形文化遺産に指定された韓国伝統の仮面劇「江陵端午祭」や11月に開催する「韓日キムチジャン・キムチ漬けイベント」を通じてテーマのある旅を提案していく。冬のソナタのロケ地でもある龍平リゾートや、ハイワンスキーリゾートなどは今後、冬季オリンピックの開催をめざしている。

 今後、新たな商品展開として非武装地帯(DMZ)をめぐるツアーも紹介。平和展望台や戦時中に使用していた第2トンネルなど、平和学習として活用することも可能だ。多様な観光スポットごとに韓流、修学旅行、インセンティブツアーなど、ターゲットを細分化した商品を充実させ今後も日本人誘致に取り組んでいく。