
カンタス航空(QF)は10月20日からメルボルン/ロサンゼルス線にエアバスA380型機を導入、これにあわせて客室乗務員のユニフォームも一新する。新しいユニフォームはブーメランをシンボルとする「ウリヤラ」のデザインを取り入れた。オーストラリア産ウールを使用したスーツはウリヤラ柄のシルバーとブルーを基調としたスカーフやネクタイと組み合わせ、女性客室乗務員には同じプリントのワンピースを用意した。
なお、QFは9月21日、エアバスA380型機を初めて受領、フランスのトゥールーズからシドニーへ運航した。同機は4つのキャビンからなり、

ファーストクラスが14席、ビジネスクラスが72席、プレミアムエコノミーが32席、エコノミークラスが332席の計450席となる。ファーストクラスはそれぞれ個室となり、17インチのLCDワイドスクリーンビデオモニターを搭載、ビジネスクラスではアッパーデッキにプライベートラウンジエリアを設け、セルフサービスバーや革張りのソファーを設置した。プレミアムエコノミーにも専用のセルフサービスバーを備える。機内エンターテイメントは100以上のオンデマンドの映画や音楽を鑑賞することができる。
10月24日からはシドニー/ロサンゼルス線を就航し、2009年1月にはシンガポール経由のシドニー/ロンドン線への導入を予定している。QFは今年末までにエアバスA380型機3機の受領を完了し、2009年末までに8機、2013年末までに20機を納入する予定だ。