パプアニューギニア、SITで年10%増へ、各テーマの集客高め、相対数増加に

同観光局は昨年6月に日本事務所をオープンしており、コネ氏は「以前は日本市場とのコミュニケーションが少なく、戦略も明確ではなかったが、プラスに進んでいる」と評価。また、山田氏はSITの催行率向上を強調する。特に「8月は前年比38%増の400人の日本人訪問者があった。SITの周遊型が多く、最小催行人数に達せずに中止となっていたツアーが催行したことで人数が増えた」と見る。日本からのSITとして、ダイビング、トレッキング、バードウォッチング、蘭などの植物観察のほか、リバークルーズ、サーフィンを打ち出す考えで、サーフィンは今年は9月から、パプアニューギニア・サーフィン協会と合同で実施する「サーフィン・キッズプロジェクト」を皮切りに、日本での誘致を強化していく。今後も「各プロダクトについて150名から300名程度集客したい。ピンポイントのプロモーションで全体数をあげていく」方針だ。
▽関連記事
◆パプアニューギニア政観、日本市場での展開を本格化、ニッチ市場で定着図る(2007/09/13)
◆パプアニューギニア政観、ウィルヘルム山のトレッキング管理体制を整備(2008/07/17)
◆パプアニューギニア、野鳥撮影で人気−700種以上の野鳥が棲息(2008/07/17)