QFとBA、10月以降の燃油サーチャージ額の据え置きを申請

  • 2008年9月17日
 カンタス航空(QF)は10月1日から12月31日発券分まで、日本/オーストラリア線の1区間あたりの燃油サーチャージ額を現行通り2万8000円に据え置くと決定、国土交通省に申請した。9月に入り、シンガポールケロシン市況価格が130米ドル(約1万3500円)を下回ったため据え置くと決定。また、座席を使用しない2歳未満の幼児は対象外となる。さらに、燃油サーチャージ額の改定条件を見直し、廃止基準を60米ドル(約6200円)に引き上げた。

 このほか、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)も10月1日発券分から東京/ロンドン線の1区間あたりの燃油サーチャージ額を現行通りの2万6000円に据え置くことを国交省に申請している。


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