日本とフィンランド、スカンジナビアが航空協議へ−成田増枠などがテーマに

  • 2008年9月11日
 日本とフィンランド、およびスウェーデン、デンマーク、ノルウェーのスカンジナビア三国との航空当局間協議が9月11日から、開催される。フィンランドとは9月11日と12日にヘルシンキで、スカンジナビア三国とは9月15日と16日にストックホルムで開催。国土交通省国際航空課によると、いずれも成田国際空港の発着枠の増加が焦点となる見込みで、羽田空港は対象にならない見込みだ。フィンランドはフィンランド航空(AY)の成田/ヘルシンキの週4便からデイリー化、スカンジナビア三国はスカンジナビア航空(SK)がデイリー運航しているものの3ヶ国分に対する配慮を求め、それぞれ増枠を要求するとみられる。日系航空会社は現在スカンジナビア諸国への路線を運航していないため、コードシェアの拡大を要求する。

 現在の旅客便運航状況は、日本/ヘルシンキ間が成田の週4便、関西の週7便、中部の週4便、日本/コペンハーゲン間は成田の週7便。