観光活性化フォーラム
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総合旅行業務取扱管理者試験、出願数が7.7%減−国内有資格者は16.3%増

  • 2008年9月5日
 日本旅行業協会(JATA)によると、2008年度の総合旅行業務取扱管理者試験の出願数は、合計で前年比7.7%減の1万5498人となった。昨年度の1万6792人(0.8%増)から減少に転じ、最も出願数が多かった1996年度の3万1000人と比較すると約半分の規模となった。ただし、2005年度と2006年度は約11%減で、この時期と比べると減少幅は抑えられている。

 科目別では、全科目の出願数が13.0%減の9403人。国内管理者の有資格者は16.3%増の3517人と伸びたほか、前年度「国内」合格者も46.1%増の539人となっている。このほか、前年度「海外」合格者は54.5%減の257人、前年度「国内」「海外」合格者は36%減の57人、国内管理者有資格者で前年度「海外」合格者は20.8%減の190人、管理者研修の修了者は8.8%減の1354人、国内管理者有資格者で管理者研修修了者は13.4%減の181人となった。

 試験地別では、東京が6.7%減ながら7046人と全体の約45%を占め、大阪が8.7%減の3150人で続いた。広島は11.0%減の569人と大きく減少した。


▽試験地別出願数内訳(試験地/出願数/前年比)
札幌/560人/4.1%減
仙台/682人/8%減
東京/7046人/6.7%減
愛知/2082人/9.4%減
大阪/3150人/8.7%減
広島/569人/11%減
福岡/1208人/9.2%減
沖縄/201人/0.5%増
合計/1万5498人/7.7%減