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フィジー、施設拡充で幅広い層にアピール−Fiji meキャンペーン展開へ

  • 2008年8月28日
 フィジー政府観光局はこのほど、現地からホテル、ランドオペレーター、ウェディング会社など17社が参加、旅行会社が集まり、ワークショップを開催した。フィジーではこのところ、各ホテルにスパ併設が進み、チャペルの拡充、ホテルの改装などインフラの拡充、アップグレードが進んでいる。例えば、シャングリラ・フィジアン・リゾート&スパでは昨年年10月にオープンしたCHI「氣」スパで4種のトリートメントを体験し、スパに宿泊ができるパッケージ・プランの人気が高いという。ワークショップに初めて参加したバトゥレレ・アイランド・リゾート・マネージド・バイ・シックス・センシズは、これまでよりも上質な滞在の提供をめざしたホテルのリノベーションに着手、12月には完了する予定だ。また、アウトリガー・オン・ザ・ラグーン・フィジーは昨年末に海を望む丘の上にチャペル、スパ施設を開設しており、全面的な改装を終えている。

 こうした状況をふまえ、同局支局長の川端郁代氏は、今夏は弱含みであるものの今後の活動について、「セグメントを限定せず、フィジーの元気のよさ、明るさ、力強いエネルギーを伝えていきたい」と語る。その一環として、エア・パシフィック航空(FJ)とともに「Fiji me」キャンペーンを計画。「誰が来ても楽しめるフィジー」を、ホテルやランドオペレーターとも協力し、消費者の旅行意欲を高めていくという。


▽エア・パシフィック航空、観光局と「Fiji me」キャンペーンを展開へ

 下期の旅客誘致を目的とした「Fiji me」キャンペーンは、10月から来年3月出発分を対象にしたもの。「楽園フィジー(Fiji)が、私(Me)に与えてくれる安らぎと開放感、自然の美しさと人々の温かさ」を意味し、ロゴのデザインは雲をイメージした字体が特徴。日本市場では、「ココ夏笑顔@フィジー」のコピーもあわせて採用しており、旅行会社と協力してキャンペーンを展開する。このキャンペーンの共通特典として、アロマキャンドルと滞在中1回分のディナーコースを提供するもの。さらに、旅行各社が独自に特典を用意している。


▽「Fiji me」キャンペーンサイト
http://www.airpacific.co.jp/fijime/