来年は「鳥取・因幡の祭典」県関西本部が情報説明会でPR

 鳥取県関西本部はこのほど、大阪市北区の同本部交流室で情報説明会を開き、「2009鳥取・因幡の祭典」など観光・イベントを中心に県内の最新情報を関西のマスコミにPRした。

 鳥取・因幡の祭典は来年4月から1年間、県東部地域で展開する大型観光イベント。鳥取自動車道開通を記念するもので、春は智頭町の自然、夏は鳥取しゃんしゃん祭など季節の旬の魅力を観光客にアピールする。鳥取砂丘では同祭典のオープニングイベントとして09年4月18日から5月31日、世界の童話をテーマにした「世界砂像フェスティバル」が開かれる。

 そのほか、11月30日に行われる鳥取県総合芸術文化祭メーン事業「鳥取池田家復曲能」や、とっとり花回廊が行う小学校での育種の出前授業、北栄町の観光情報などもアピール。

 また、従来は観光情報に特化した説明会を開いてきたが、今年から鳥取の経済や文化などの情報も提供。鳥取環境大学の学科新設や境港の利用促進への取り組みなども紹介した。

 同本部の米田裕子本部長は「鳥取県は関西広域連合や近畿ブロック知事会に加入し、大阪事務所も関西本部と名を変えるなど『関西の一員』。姫鳥線の開通で、アクセス面でも関西と近くなり、これまで以上に鳥取を売り込んでいきたい」と話していた。


情報提供:トラベルニュース社