Marriott Bonvoy

南アフリカ観光局、昨年は8.3%増の909万881人−消費額は約8470億円

  • 2008年8月26日
 南アフリカ観光局によると、昨年の外国人訪問者数は前年比8.3%増の909万881人で過去最高となった。市場別に見ると、アメリカが8.2%増、ヨーロッパが2.3%増、日本を含むアジアとオセアニアが10.4%増となり、アジアとオセアニア市場の伸び率が高かった。また、昨年の観光消費額は総額605億ランド(約8470億円)となり、アフリカ人を除く外国人訪問者による消費額は約210億ランド(約2960億円)であった。一方で、高級ロッジやホテルなどに比べて比較的手軽なB&Bやセルフサービスの宿泊施設が人気となり、外国人訪問者が宿泊に費やした消費額は8.3%減となっている。同観光局最高責任者のモケッツィ・モソーラ氏は先ごろ開催したプレスブリーフィングにおいて、「2010年のサッカーワールドカップを契機に、南アフリカが旅行者にとって身近で費用対効果の高い地域であることを再認識してほしい」と語った。