ハワイ・スーパーフェリー、7月の乗船客数が前月比40%増−乗物運搬が好評

  • 2008年8月22日
 ハワイ・スーパーフェリーは、7月の乗船客数が前月比40%増の約3万6600人、車両利用増加率は36%増の約9200台となった。運航を再開した4月から着実に増加している。利用者は主に地元住民とその家族で、スポーツ関連の団体やボーイスカウトなどのグループ利用もみられるという。日本をはじめとするアジアからの旅行者にも対応しており、マウイ島とオアフ島の複数のホテルでパッケージやキャンペーンを展開している。現在、ハワイ・スーパーフェリーを取り扱う日本の旅行会社はないが、現地にある日系の旅行会社からの依頼をリクエストベースで受けつけている状況だ。

 また、同社は6月20日から7月29日の期間、乗船客347人を対象にアンケート調査を実施。その結果、92%が乗船体験を5段階評価で最高の「とても良い」、90%が「かなりの確率で再乗船する」と回答した。また、利用した理由として、手ごろな値段のほか、車やバイクを搭載できるからという意見も多く、乗物を運べる点が利用者の満足度を高める大きな要因であることがわかった。さらに、98%が家族や友人に「推薦する」としていることから、社長兼CEOのトム・ファーゴ氏は、利用者による紹介が乗客数の増加に繋がったとみている。なお、アンケート回答者の85%がハワイ居住者で、39%がバケーションでの利用であった。


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