スマートショッピングで燃油サーチャージの金額分を取り戻そう 北欧編(2)
洗練されたデザインのインテリア家具や小物がおすすめ
北欧といえば、洗練されたコンテンポラリーなデザインセンスが世界から注目を集め、日本でも人気があります。車や家具、食器、インテリア小物、ガラス製品等のデザインは、北欧と同じように美しい緑と海岸線に囲まれる日本の文化様式にも自然となじむシンプルエレガンスが特徴で、北欧に行くなら家具のひとつでも買いたくなってしまうものです。家具が無理でも食器やインテリアアクセサリーなどを購入すると、旅の良い思い出となることでしょう。
また、北欧といっても国ごとにデザイン性や特徴も異なるので、周遊する場合は立ち寄った国すべてで買い物をしたくなってしまいます。日本に紹介されているブランドでも、母国の店舗に並ぶものは品数も多い。そこでしか買えない商品に出会ってしまうとついついあれもこれも欲しくなってしまうのが、海外ショッピングの楽しみのひとつです。
家具や大量の陶磁器類のスマートショッピングの“裏技”
さて、そんな北欧でのショッピングでは、家具やインテリアアクセサリー、食器セットなど、携行しにくい大きな買い物をする機会が多くなります。また、まだ旅の始めだというのに、残りの旅程中持ち運ぶことができないくらいショッピングで買い込んでしまうこともあります。今回はそんな場合に役立つ情報をお知らせします。
原則的に、免税店チェーンのDFS以外のお店で購入した商品は、免税書類を発行してもらい、購入した本人が税関で商品を見せ、書類に輸出確認スタンプを受けなければ還付金を受け取ることができません。しかしながら、販売店から購入品を免税対象地域へ直送する場合、最初から免税された価格で購入することができます。北欧において日本は免税対象地域ですので、日本の自宅に直送する場合は自動的に免税され、免税書類に税関スタンプを押してもらう手間がかかりません。また、この場合は免税代行サービスの手数料がかからないため、100%免税されるので免税手続きを自分でする場合よりもずっとおトクです。ただし、これは販売店が直送サービスを提供している場合に限られるため、自分で郵便局から発送する場合は免税になりません。
直送サービスの一例として、日本人にお馴染みの陶磁器メーカー「ロイヤルコペンハーゲン」で人気のブルー・フルーテッド・ハーフ・レースのディナー皿(27センチ)を購入する場合、日本では2万6250円で販売されていますが、コペンハーゲンの本店で購入すると日本円で約2万1521円。これを自宅へ郵送するとVAT税の25%が免税になり、約1万7220円で購入できる計算になります。商品価格は内税なので、商品価格から25%税金分である20%引きとなります。
お皿1枚で9030円も安くなるので、食器を揃えたいと思っている方にはぜひ知っていていただきたい方法です。もちろん、グローバルリファンドの通常の免税サービスを利用しても免税後は約1万8600円となり、日本で購入するよりも7650円も安くなります。直送する場合、送料はかかってしまいますが、それでもこの免税方法を知っておけば、旅行先でのショッピングが断然、楽しく便利になる上に、買い物内容によっては燃油サーチャージの2人分ぐらい、取り返すチャンスになるかもしれません。

▽海外ショッピングのヒント シリーズ
◆スマートショッピングで燃油サーチャージの金額分を取り戻そう 北欧編(1)(2008/07/17)
◆スマートショッピングで燃油サーチャージの金額分を取り戻そう パリ編(2)(2008/07/16)
◆スマートショッピングで燃油サーチャージの金額分を取り戻そう パリ編(1)(2008/07/15)

また、北欧といっても国ごとにデザイン性や特徴も異なるので、周遊する場合は立ち寄った国すべてで買い物をしたくなってしまいます。日本に紹介されているブランドでも、母国の店舗に並ぶものは品数も多い。そこでしか買えない商品に出会ってしまうとついついあれもこれも欲しくなってしまうのが、海外ショッピングの楽しみのひとつです。
家具や大量の陶磁器類のスマートショッピングの“裏技”

原則的に、免税店チェーンのDFS以外のお店で購入した商品は、免税書類を発行してもらい、購入した本人が税関で商品を見せ、書類に輸出確認スタンプを受けなければ還付金を受け取ることができません。しかしながら、販売店から購入品を免税対象地域へ直送する場合、最初から免税された価格で購入することができます。北欧において日本は免税対象地域ですので、日本の自宅に直送する場合は自動的に免税され、免税書類に税関スタンプを押してもらう手間がかかりません。また、この場合は免税代行サービスの手数料がかからないため、100%免税されるので免税手続きを自分でする場合よりもずっとおトクです。ただし、これは販売店が直送サービスを提供している場合に限られるため、自分で郵便局から発送する場合は免税になりません。
直送サービスの一例として、日本人にお馴染みの陶磁器メーカー「ロイヤルコペンハーゲン」で人気のブルー・フルーテッド・ハーフ・レースのディナー皿(27センチ)を購入する場合、日本では2万6250円で販売されていますが、コペンハーゲンの本店で購入すると日本円で約2万1521円。これを自宅へ郵送するとVAT税の25%が免税になり、約1万7220円で購入できる計算になります。商品価格は内税なので、商品価格から25%税金分である20%引きとなります。
お皿1枚で9030円も安くなるので、食器を揃えたいと思っている方にはぜひ知っていていただきたい方法です。もちろん、グローバルリファンドの通常の免税サービスを利用しても免税後は約1万8600円となり、日本で購入するよりも7650円も安くなります。直送する場合、送料はかかってしまいますが、それでもこの免税方法を知っておけば、旅行先でのショッピングが断然、楽しく便利になる上に、買い物内容によっては燃油サーチャージの2人分ぐらい、取り返すチャンスになるかもしれません。

執筆:赤坂晋美(グローバル・リファンド・ジャパン株式会社 代表取締役)
http://www.globalrefund.com/
経歴:
旅行会社やホテルなど、旅行業界に長年従事した経験を活
かし、さまざまな企業や団体、学校などで旅行業界、ホテ
ルビジネス、ビジネストラベルマネージメント関係や、米
国と日本で働いた経験から働く女性向けのセミナーの講師、
ゲストスピーカー、パネリストとして幅広く活躍。旅行者
が諸外国で支払った付加価値税の払戻サービスを提供する
グローバル・リファンド・ジャパン株式会社の代表取締役
を務める海外ショッピングの税のプロ。
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◆スマートショッピングで燃油サーチャージの金額分を取り戻そう 北欧編(1)(2008/07/17)
◆スマートショッピングで燃油サーチャージの金額分を取り戻そう パリ編(2)(2008/07/16)
◆スマートショッピングで燃油サーチャージの金額分を取り戻そう パリ編(1)(2008/07/15)