イタリア、北イタリアの町が世界遺産に−ルネッサンス期の都市計画など評価
イタリア政府観光局(ENIT)によると、北イタリアのロンバルディア州ポー川渓谷エリアにある2つの町、「マントヴァとサッビオネータ」が世界遺産に登録された。ともにルネッサンス期の都市計画と建築を代表する町で、マントヴァの歴史は古代ローマ時代までさかのぼり、11世紀の「ロトンダ(サン・ロレンツォ聖堂)」やバロック期の「学術劇場」などさまざまな時代の発展の跡が残っている。ルネッサンス期に町を支配していたゴンザガ家の「ドゥカーレ宮殿」や「テ離宮」、「サンタンドレア教会」も見どころだ。
サッビオネータはマントヴァから西南に30キロメートルの距離で、ゴンザガ家の王子ヴェスパシアーノ・ゴンザガ公が15世紀後半に建設した「理想の町」で、星型の城塞のなかに碁盤の目に整備された街並みがひろがる。「小劇場アンティーカ劇場」や「庭園宮殿」、「インコロナータ教会」などの観光スポットを備えている。
サッビオネータはマントヴァから西南に30キロメートルの距離で、ゴンザガ家の王子ヴェスパシアーノ・ゴンザガ公が15世紀後半に建設した「理想の町」で、星型の城塞のなかに碁盤の目に整備された街並みがひろがる。「小劇場アンティーカ劇場」や「庭園宮殿」、「インコロナータ教会」などの観光スポットを備えている。