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オーストラリア政観、ニコール・キッドマン主演映画で大規模プロモ展開へ

  • 2008年7月28日
 オーストラリア政府観光局(TA)は今秋に世界公開予定の映画「オーストラリア」にあわせ、大規模な観光プロモーション「映画を観て、オーストラリアに行こう」プロジェクトを実施する。映画のタイトルが「オーストラリア」であること、さらにニコール・キッドマンやヒュー・ジャックマンというオーストラリア人キャストを起用しており、オーストラリアへの関心が高まることが予想される。TAではこれを好機とし、積極的なキャンペーンを実施し、オーストラリア旅行の意欲促進に努めていく考えだ。

 プロモーションは20世紀フォックス映画と、同映画の監督でオーストラリア人のバズ・ラーマン氏の全面協力を得て展開。共同イベントやキャンペーンのほか、映画「オーストラリア」の世界を実際の旅行でも体験できるよう、各州政府観光局と共同でファクトシートや映画マップ、ロケ地ガイドを作成する予定だ。

 なお、同映画は第2次世界大戦開戦前のオーストラリアを舞台にしたラブロマンの超大作で、撮影はノーザンテリトリー、西オーストラリア州、ニュー・サウス・ウェールズ州、クイーンズランド州で実施。様々なオーストラリアの風景が映画の重要な役割となっており、TAでは観光とのリンクが可能な映画だとしている。今年11月以降、世界70ヶ国で順次公開し、日本では2009年の公開予定となっている。