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タヒチ観光局、需要喚起と訪問者の増加を目指す−東京で消費者イベント開催

  • 2008年7月23日
 タヒチ観光局は7月21日、東京・赤坂サカスにおいて消費者向けプロモーションイベント「タヒチDAY in Sacas '08」を開催した。これはTBS系のデジタル放送局「BS−i」とのコラボレーションによるもの。当日は計3回の公演で約1200人が集まり、TBSのテレビ番組「朝ズバッ!」でお天気キャスターをつとめる根本美緒さん司会のもと、現地のトップダンスチーム「タヒチ・オラ」がタヒチアンダンスを披露したほか、ダンサーによるダンスレッスンや、エア・タヒチ・ヌイ(TN)の往復航空券の抽選などを実施した。

 タヒチ観光局局長の森啓三郎氏は、「シニア層を含め幅広い年齢層の消費者が集まった」とし、ハネムーンのデスティネーションだけでなく、タヒチの自然や文化、ホスピタリティへの関心の高まりによる需要に期待する。また、多くの参加者を集客できたことについては、BS−iで7月の毎週土曜日にタヒチの島々の魅力を伝える「In−Tahiti」の放映、イベント前日にTBSの「ウルルン滞在記」でタヒチ島が紹介されるなど集中的なプロモーションが奏功したとみている。タヒチ観光局では、今後も同様の消費者イベントの実施で需要を喚起する方針で、業界向けの教育プログラムの強化とあわせて訪問者数の増加につなげる。

 なお、TNの関西/成田/パペーテ線運休について森氏は、「週2便となるため旅行のスケジュールが厳しくなる」としつつ、「成田を週3便体制にすることは意欲的」と言及。今後も需要喚起と訪問者数の増加に注力し、増便につなげていく考えだ。