Fリーグを盛り上げよう!岸和田観光バスとJTB西日本

 岸和田観光バス(本社・大阪府岸和田市)が日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加盟するシュライカー大阪のラッピングバスを製作した。選手の移動のほか、JTB西日本が実施しているチーム応援ツアーなどに走らせる。Fリーグに加盟するチームとしては初めてのラッピングバスで、創設間もないFリーグの周知を図ることも目的だ。

 バスは、チームカラーのオレンジ色を基調に、車体の左右には大阪府鳥のモズをイメージしたチームキャラクター、ロゴを描いた。60人乗りの大型バスで、一般貸切もできる。

 シュライカー大阪のホームアリーナの一つに岸和田総合体育館がなっていることや、岸和田観光バスの山田浩史さんが少年サッカーのコーチをしていることが縁でラッピングバスを製作した。

 Fリーグは、昨年から始まった。全国で8チームが加盟している。シュライカー大阪は昨シーズン3位で、今年は優勝もねらえるという。フットサル日本代表選手もいるそうだ。

 JTB西日本では7月から始まった今シーズンから、サポーター向け応援バスツアーを設定している。関東はじめ他地域のチームとの対戦時に「弾丸ツアー」と銘打って実施する。バスはラッピングバスを使用する。

 担当する同社EC営業部の東尾昌司さんは自身もフットサルの愛好家。「Fリーグの認知度が低く、まだまだサポーターの数も少ないです。今でこそ多くのサポーターが応援ツアーに参加していますが、Jリーグも創設時はそうでした。ツアーを継続していくことで結果がついてくると思います。岸和田観光バスがラッピングバスを作ってくれたので、Fリーグを知ってもらえるきっかけになるのでは」と話す。

 山田さんも「フットサルは5人でできる気軽さで、サッカーに比べてプレイ人口が多いんですが、観戦するスポーツと認知されていません。Fリーグを盛り上げ、岸和田の子どもたちの中からプロ選手が出るぐらいになってほしいですね。ラッピングバスのご用命をお持ちしています」。

 シュライカー大阪の応援ツアーについてはHPに詳しい情報を掲載している。

情報提供:トラベルニュース社