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パプアニューギニア政観、ウィルヘルム山のトレッキング管理体制を整備

  • 2008年7月17日
 パプアニューギニア政府観光局はこのほど、ウィルヘルム山のトレッキング管理プランを立ち上げる。これは、同局とシンブ州政府が今年中に設立するウィルヘルム登山協会が運営、管理するもので、より安全な登山を可能とすることを目的としている。

 トレッキング管理プランでは、安全を重視して携帯電話を各ガイドに提供するほか、高山病の治療ができる設備を設置する予定だ。トレッキング・ルートの整備や環境保護を目的とするプログラムと合わせて展開していく。ウィルヘルム山での登山は、熱帯雨林のジャングルや草原、岩場などの変化に富んだルートとなっており、ベストシーズンは4月から11月。パプアニューギニア政府観光局では管理プランの実施により、全世界から2010年までに1000人、2015年までに1500人の登山者数を見込む。さらに、集客による同地域への経済効果にも期待を寄せている。