三重・湯の山温泉へ近鉄特急が4年ぶりに運転

 鈴鹿国定公園指定40周年と御在所ロープウェイ開通50周年を記念して7月19日から、名古屋―湯の山温泉(三重県)間に臨時の近鉄特急がはしる。直通特急の運行は4年ぶり。湯の山温泉では臨時特急の運行に合わせて、イベントを予定している。

 特急の運転日は19−21、26―27日と8月2−3日、9−10日の9日間。1日1往復し計18本運行する。往路は名古屋9時52分発で、湯の山温泉には10時48分に着く。四日市駅で大阪・難波8時30分発の名古屋行き特急と連絡する。復路は湯の山温泉11時23分発で、名古屋12時19分着。

 特急は2両編成で、オリジナルヘッドマークがつく。往路の四日市―湯の山温泉間の乗客には、ロープウエーの割引や日帰り入浴無料、夕食時の飲み物1本サービスの特典がついた「湯の山特急乗車記念証」を配布する。

 運転初日の19日には、湯の山温泉駅で「お出迎えセレモニー」が行われる。温泉旅館の女将の会が地酒や梅ジュースを振舞うほか、僧兵太鼓が披露される。オリジナル扇子やタオル、女将の手づくりマップも配る。

 湯の山温泉女将の会きららの矢田麻里子さんは「直通特急を利用して、ぜひお越しください」。


情報提供:トラベルニュース社