JATA新理事長の柴田氏、国は「アウトバウンドでも旗を振って欲しい」
日本旅行業協会(JATA)理事長に就任した柴田耕介(しばた・こうすけ)氏は7月9日日、記者会見で就任の抱負などを語った。柴田氏はJATA理事長就任前は、国土交通審議官、それ以前は国土交通省大臣官房総合観光政策審議官として、観光立国推進基本法や基本計画の策定に携わり、旅行業、JATAとも関係が深い立場にあり、7月7日付けの着任から、「良い出会いになれば」と今後に期待を示した。
柴田氏は「JATAとしても、国の定めた観光立国の政策に沿い、安心・安全の旅行から豊かで楽しい生活ができる旅行を提供することをめざし、その中で旅行業の役割は大きい」とし、今後の果たす役割の大きさを示した。また、アウトバウンドの取り組みについて、「羽田空港の国際線チャーター便が増え、ある時間帯はターミナルが利用客で混雑するといった点も、快適に旅行をしていただくという点から国に改善をお願いしていくこと」とし、インバウンドに加え、「アウトバウンドでも旗を振って欲しい」と語った。
また、現在の厳しい環境において、ビジット・ワールド・キャンペーンの方向性として、「収益性をあげ、旅行者の満足度を高めることは、各企業が生き残っていくために必要なこと。これと同時に量の拡大を図る努力も必要」とし、目標をもった横断的な取り組みの重要性を強調した。ただし、「原油価格が急激に上昇しているが、これに負けない旅行業でありたい」として各社の取り組みにもエールを送った。
柴田氏は「JATAとしても、国の定めた観光立国の政策に沿い、安心・安全の旅行から豊かで楽しい生活ができる旅行を提供することをめざし、その中で旅行業の役割は大きい」とし、今後の果たす役割の大きさを示した。また、アウトバウンドの取り組みについて、「羽田空港の国際線チャーター便が増え、ある時間帯はターミナルが利用客で混雑するといった点も、快適に旅行をしていただくという点から国に改善をお願いしていくこと」とし、インバウンドに加え、「アウトバウンドでも旗を振って欲しい」と語った。
また、現在の厳しい環境において、ビジット・ワールド・キャンペーンの方向性として、「収益性をあげ、旅行者の満足度を高めることは、各企業が生き残っていくために必要なこと。これと同時に量の拡大を図る努力も必要」とし、目標をもった横断的な取り組みの重要性を強調した。ただし、「原油価格が急激に上昇しているが、これに負けない旅行業でありたい」として各社の取り組みにもエールを送った。