5月の出国者数は1.1%減、13ヶ月連続前年割れも下げ幅は縮小
国際観光振興機構(JNTO)によると、5月の日本人出国者数は前年比1.1%減の129万1000人となった(JNTO推計値)。1月からの累計では4.3%減の666万人で、5ヶ月連続の減少となったものの、5月の減少幅は3月の7.6%減、4月の8.0%減と比べ下げ幅は縮小。特に、ゴールデンウィークの出国が4月に比べ5月が良かったこと、および出国ピークを避ける需要が堅調であったことが想定される。なお、前年割れは13ヶ月連続となるが、その理由としてJNTOは、燃油サーチャージの高騰、中国方面の災害や事件が影響したことによる不振と分析している。
一方、訪日外客数は10.8%増の73万6300人。韓国(22万9000人、8.3%増)、台湾(13万4900人、19.8%増)、中国(7万4700人、6.4%増)、香港(3万9100人、42.2%増)、タイ(2万300人、52.7%増)、シンガポール(1万5700人、28.3%増)、オーストラリア(1万6400人、11.2%増)、カナダ(1万3000人、6.4%増)、ドイツ(1万700人、6.7%増)、フランス(1万2900任、9.0%増)と主要12カ国のうち10カ国からの訪日客が過去最高を記録した。特に、伸び率はタイ、香港などが大きく伸びており、香港については航空自由化により、4月末から5月中旬にかけて日本各地への定期便の就航増が寄与しているものと見られる。
一方、訪日外客数は10.8%増の73万6300人。韓国(22万9000人、8.3%増)、台湾(13万4900人、19.8%増)、中国(7万4700人、6.4%増)、香港(3万9100人、42.2%増)、タイ(2万300人、52.7%増)、シンガポール(1万5700人、28.3%増)、オーストラリア(1万6400人、11.2%増)、カナダ(1万3000人、6.4%増)、ドイツ(1万700人、6.7%増)、フランス(1万2900任、9.0%増)と主要12カ国のうち10カ国からの訪日客が過去最高を記録した。特に、伸び率はタイ、香港などが大きく伸びており、香港については航空自由化により、4月末から5月中旬にかけて日本各地への定期便の就航増が寄与しているものと見られる。