日本旅行医学会は7月18日、「2008年登山医学セミナー」を開催する。当日は特別講演として、エベレスト・ベースキャンプ・クリニック医師のルアンヌ・フレール氏を招聘し、エベレストでの高山病や凍傷について講演。また、特別講演パート2として、「イエローストーン国立公園の医療システムとクマ対策」を報告する。また、埼玉県央病院の二階堂洋史氏と三愛病院の佐藤正弥氏が、登山前に受けておきたいメディカルチェックについて解説。近年増加する高齢者の登山やトレッキング、ハイキング目的の旅行者に役立つ内容を予定している。また、そのほか、テントや時計など、登山の最新テクノロジーも説明する。

　開催日時は7月18日の午前10時50分から午後4時10分までで、場所は東京体育館第一会議室。参加費は日本旅行医学会会員は5000円、一般が8000円で、事前申込が必要。申込方法・詳細は日本旅行医学会のホームページへ。


▽日本旅行医学会「2008年　登山医学セミナー」
http://www.jstm.gr.jp/2008_tozan_seminar.htm