JTB法人東京はこのほど、旅行に適したトラベルウェアの開発を進めるスポーツ用品メーカーのミズノに協力した。旅行者に便利で役立つ商品をめざし、添乗員からのアドバイスを反映したウェアになったという。特にシニア層を対象としたヨーロッパ向けのツアーをイメージし、吸湿速乾性に優れた素材を使用、旅先の気温変化に対応する機能性を工夫した。また、内ポケットを取り付け、セキュリティ機能に配慮したほか、着まわしの可能なデザインを採用し、荷物が少なくなるようにした。このトラベルウェア以外に、セキュリティ機能を強化したバッグや、石畳や大理石の床を想定した適度なクッション性と安定性のある靴も提供する予定だ。

　ミズノは来年2月から全国のミズノ商品取扱店で販売を開始し、初年度の販売目標は5億3000万円という。JTBでは、具体的な方針は未定としているが、グループ会社やウェブなどを利用し、販売と販売促進を検討している。