アマデウス、専門学校に旅行予約システムを納入、教育機関向けに初

  • 2008年6月19日
 アマデウス・ジャパンはこのほど、ホスピタリティ・ツーリズム専門学校大阪に、旅行予約システム「アマデウス・セリングプラットフォーム」を納入した。同校では今年8月から、旅行科カリキュラムの特別授業として同システムの実習を開始する。校長の児玉哲也氏は導入の理由としてアマデウスのシステムを習得した即戦力に対する旺盛なニーズと、アマデウスシステムの将来性をあげ、「将来を見据えた実習環境を整え、旅行業界を牽引する人材を育成したい」考えだ。また、アマデウスでは、2年前から検定試験を実施し、積極的に人材育成に取り組んでいく方針で、今回のように専門学校などの教育機関にシステムが導入されるのは初めてとなるが、今後も増やしていきたいという。

 納入した「アマデウス・セリングプラットフォーム」は、トレーニングモードになっているため実際の予約はできないが、旅行会社が実際の予約に利用するシステムと同じものを使用している。既に27台が納入され、ホスピタリティ・ツーリズム専門学校大阪の教員もトレーニングを受けているという。