トラベル・カウンセラー推進協議会は、2007年度のトラベル・コーディネーター（T／C）と、デスティネーション・スペシャリスト（D／S）の認定をおこなった。T／Cは前年比34.9％減の82名、D／Sは7.7％増の1095名となった。受講者数はT／Cが34.4％減の延べ275名（実人員：26.0％減の194人）となった一方、D／Sは70.9％増の1876人であった。日本旅行業協会（JATA）研修・試験部では、D／Sの認定要件の緩和などの措置が奏功してD／Sの人気が高まり、相対的にT／Cの受講者数が減少したと分析している。D／Sでは、今年度にタイとエジプトを開始する予定で、受講者の伸びが引き続き見込まれる。

　D／Sの認定者数は、1位がハワイの195名、2位がイタリア・マルタの129名、3位が韓国の111名、4位が中国の91名となった。5位は、グアム・マリアナとオーストラリアが共に68名であった。