日本旅行業協会（JATA）はこのほど、ビジット・ワールド・キャンペーン（VWC）で使用するロゴを決定した。「もっと！」をキーワードに、矢印をあしらったデザインで強調し、海外旅行を呼びかける。「もっと！」には、世界を「もっと！見よう」、あの国を「もっと！知ろう」、海外で「もっと！出会おう」などのメッセージも込め、リピーターにも海外旅行を喚起できるようにした。

　ロゴは、VWCの活動でポスターや電車内広告などに使用するほか、旅行会社、観光局、サプライヤーなど、関係企業・団体に積極的に使用を促していく方針。画像データは、JATAのウェブサイト上の「VWC2000万人推進室」のページからダウンロード可能で、英字のない画像も用意している。画像を使用する場合は、JATAのVWC2000万人推進室に一報すること。


▽重点地域の送客に向けた「フォーマット化」すすむ

　日本旅行業協会（JATA）のビジット・ワールド・キャンペーン（VWC）は現在、先ごろに決定した9地域の重要取り組みデスティネーションについて、「フォーマット化」を進めている。「各デスティネーションが、デスティネーションとして責任を持って日本人を誘致できる仕組み」（澤邊VWC推進長）のこと。すでにアメリカではフォーマット化のめどが付いていることを明かし、「アメリカの全州、全都市が日本人誘致に積極的なわけではなく、やる気と可能性がある州や都市が責任を持って展開できることが重要」と概要を説明。後日、詳細を発表する予定だ。


▽JATA「VWC2000万人推進室」ページ
http://www.jata-net.or.jp/vwc_index.htm


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