ジンバブエのツアー催行に努力、条件付、旅程変更など増加−振替輸送の対応も
ジンバブエの渡航情報の引き上げから1日が経ち、旅行会社では情報収集をとりまとめ、旅程変更を含めた催行に向けた動きが強まってきた。例えば、阪急交通社は25日現在、ビクトリアフォールズのみに空路で行く場合のツアーは催行すると決定。4月27日発の9名のツアーは条件を満たしており、通常通りの催行とする。エイチ・アイ・エスでも5月14日に添乗員付きのツアーを予定しており、ビクトリアフォールズの訪問が組まれているが、都市部とは異なるとして25日現在で現行どおり催行するという。このほか現地や関係者からは、ビクトリアフォールズには現在、世界各国からの観光客が訪れており、現状に変更はないという話もある。
また、ジェイティービーはジンバブエに渡航しない方針で、JTBグランドツアー&サービスは既に4月27日出発のツアーについて、ビクトリアフォールズをザンビアのリビングストーンに替え、旅程を変更して催行決定。また、ルックJTBのJTBワールドバケーションズでは4月22日に出発したツアーがあったが、現地でのコース変更で対応している。そのほかは25日現在、検討中も多い。
南アフリカ航空(SA)は、ビクトリアフォールズ線の運航は通常通りという。ただし、旅行会社からのリクエストに基づき、リビングストーンへの振替に対応する。SAだけでなく、コムエアーやネイションワイドなどの他社便も含めて調整していくなど、積極的に対応する考えだ。(25日20時現在)
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◆ジンバブエが「渡航の是非検討」に、渡航中止や旅程変更の対応に(2008/04/25)
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