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中国南方航空、福岡、仙台で運休−仙台では利用率、利益面で苦戦か

  • 2008年4月10日
 中国南方航空(CZ)は、福岡/長春線、仙台/広州線の地方2路線を運休する。このうち仙台線については、利用率が「3割から4割とほぼ採算を割っている」という地元の旅行会社の見方も多くあり、海外旅行全体にも厳しい陰を落としている。また、東北海外旅行によると「香港ドラゴン航空の就航と重なったことも一因では」との指摘もあり、海外旅行の市場規模の大きさにあった供給量であったのかも今後、検討材料となる。こうした要因に加え、仙台でも安売りがすすんでいたとの指摘もあり、低い搭乗率と利益率による撤退との見方もある。今後、旅行業界としては、地方、価格に関して検討をしなおす必要があるだろう。


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