ポピンズコーポレーション、ハワイにキッズルームを運営、夏期の期間限定で

  • 2008年2月26日
 保育施設の運営やベビーシッター、シルバー事業などを展開するポピンズコーポレーションは6月1日から9月30日まで、シェラトン・ワイキキ内にキッズルーム「ポピンズ・ケイキ・ハワイ」をオープンする。預かる子どもの対象年齢は生後57日目から12歳までで、同リゾート以外の滞在客の利用も可能。ハワイアンクラフトなどのプログラムを提供するほか、5歳以上にはアウトドアでの企画も検討している。料金は午前9時から午後6時までの基本時間内は3歳までが1時間当たり30ドル、4歳以上は1時間当たり26ドル。午前7時から9時と午後6時から午後10時までも時間外として、別料金で対応する。

 同社が海外に保育施設を展開するのは初めて。ハワイ進出にあたり、日本人旅行者の傾向を調査し、まず子供連れの多い夏期限定として「かなり人数の利用を見込んでいる」(広報室)。すでに旅行会社への案内を開始しており、ジャルパックでは上期パンフレットに掲載。このほか大手旅行会社を中心に問合せが増えているという。

 ポピンズコーポレーションは今夏の結果を踏まえ今後の展開を検討するとしており、オアフ島以外の地域も考慮に入れている模様。また、キッズルームは日本語と英語で対応可能で、日本人旅行者のみならず、現地の人や米本土、アジアからの旅行者の利用も見込む。今後、同社ではポスターなどの広告展開を強化していくが、その際も日本語と英語の両方で打ち出していく方針だという。


▽ポピンズコーポレーション
http://www.poppins.co.jp/index.html