中国富裕層、質や環境負荷の低さで海外ブランド好む−マスターカード調査

  • 2008年2月22日
 マスターカード・ワールドワイドが「中国富裕層のブランド嗜好」調査を実施、これによると、中国の富裕層では海外ブランドの人気が高く、その理由として、品質や環境負荷の低さを重要視しているという。例えば、ブランドを選ぶ際に重視する要素として1位になったのは「品質」で、調査対象の92.7%が選択したほか、「環境に優しい」という項目は48%が選択している。

 また、旅行関連では、航空会社の人気は、国内線、国際線ともに中国国際航空(CA)が首位となった。国際線に限ると、CAが38.8%、中国南方航空(CZ)が20.0%、中国東方航空(MU)が12.9%。海外の航空会社では、シンガポール航空(SQ)が8.9%で4位に入ったほか、全日空(NH)が4.2%で6位となった。人気のあるショッピングの場所は、香港が49.7%で首位になり、地元の町が28.8%、ヨーロッパが16.7%、東南アジアが3.2%、アメリカが1.5%となり、日本はランク外であった。