アマデウス、米シカゴにITコンピテンシー・センターを開設

  • 2008年2月14日
 アマデウスはアメリカ・シカゴ郊外に「北米ITコンピテンシー・センター」を新設する。当面は同社の北米のパートナー航空会社である、ユナイテッド航空(UA)での航空予約・顧客管理システム「Amadeus Altera ITプラットフォーム」の導入支援を目的に稼動するが、将来的には北米でのIT事業の拡大に向け、他の航空会社や旅行会社向けの技術・エンジニアリング支援も視野に入れている。アマデウスでは北米の拠点をマイアミに置き、北米の航空会社向けの営業促進、管理を実施しているが、シカゴでは今後、既存、ならびに潜在的な顧客に対するITサポートやカスタマイズ・サービスの開発を提供する拠点としても位置づける考えだ。

 なお、同社では既にブリティッシュエアウェイズ(BA)とカンタス航空(QF)向けに、それぞれロンドンとシドニーで同様のセンターを開設しており、今回の施設もこれを踏襲したものだという。