スカイネットアジア航空、全日空との関係強化で事業規模拡大−中期事業計画

  • 2008年2月8日
 スカイネットアジア航空(6J)は2008年から2010年度の3ヶ年の「中期事業計画“Challenge2010”」を策定、2010年の羽田空港再拡張に向け、持続可能な成長基盤の構築をはかる。

 そのため、全日空(NH)との提携関係を強化。主な戦略はNHとの打ち合わせの上、新規路線は09年度までに九州から「ローカル to ローカル」の路線開設を決定。2009年2月には長崎/那覇線に1往復、鹿児島/那覇線を2往復で運航を予定し、NHとのコードシェアも念頭に入れている。また、羽田再拡張時には3往復から4往復くらいの発着枠の割り当てを希望し、既存の九州路線の増便や九州への新路線の開設に充てたい考えだ。機材計画も、NHとの関係を通し、現行と同型のボーイング737-400型機を導入し、2010年度には7機から10機に増強させる予定。

 これら事業規模拡大とコスト削減を推進し、2010年度には営業収入300億円(07年度見込み:226億円)、営業利益15億円(同:2億円)をめざす。