観光活性化フォーラム
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大阪府、修学旅行など外国人教育旅行の受入数が1万人を突破

  • 2008年2月6日
 大阪府観光交流局によると、2007年4月1日から2008年1月30日までに大阪府が受け入れた訪日教育旅行の人数が前年度比24.4%増となり、1万人の大台を突破した。大阪府は訪日教育関連の誘致を強化しており、06年度からは大阪の学校と海外の学校の交流を促す学校交流コーディネーターを設置。大阪府や国土交通省近畿運輸局、大阪観光コンベンション協会で大阪教育旅行等誘致促進協議会を発足し、修学旅行のほか、学校交流支援事業や学校施設見学や学校教師による視察などの支援事業を行っている。この結果、06年度には05年度実績の倍増となる8041人に増加し、訪日教育旅行の受入数が全国トップとなった。

 さらに、07年には目標数として1万人を設定しており、3月31日までの予定を含めると、今年度は1万800名を上回る見込みだという。大阪府では今後も海外との学校交流支援を通じ、さらなる誘客をはかる考えだ。

 なお、06年の実績のうち、国・地域別では韓国が5877人と最も多く、中国の2237人、台湾の1245人、その他326人と続いている。