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グローバル・リファンド、仏税関の電子認証システム対応書類を発行

  • 2008年2月5日
 グローバル・リファンド・ジャパンは、フランス税関が税関手続き効率化を目的に導入した免税手続き電子認証システムについて、システムの利用が可能な免税書類を発行している。パリのシャルル・ド・ゴール空港のターミナル2Aから出国する旅行者が対象。電子認証システム用の免税書類には、「タックス・フリー・ショッピング」のロゴマークの右側に、「パブロ」のロゴマークが付いており、これがない書類やターミナル2Aから出国する場合は、通常の申請手続きが必要。

 電子認証システムは、「パブロ」マークのある免税書類をもって税関に行き、税関キオスクNO1で未使用の購入品、レシート、パスポート、搭乗券を提示。そして、カウンター横に設置してある機械に書類をかざしてバーコードを読み取り、書類番号を登録する。その後搭乗手続きと出国審査を済ませ、搭乗エリアの税関キオスクNO2の機械に登録した書類をかざし、電子認証を受ける。認証は、機械の画面に「Accepted(承認済)」または「Not accepted(未承認)」と表示されるため、未承認が出た場合は最寄の税関に連絡すること。承認を得た書類は、搭乗エリア内のアメリカン・エクスプレス・カウンターや、日本のキャッシュ・リファンド・カウンターに提出することで、リファンドを受け取ることができる。