成田、07年の国際線日本人旅客数は前年比3%減、外国人が9%増

  • 2008年2月1日
 成田国際空港会社(NAA)によると、2007年の航空旅客数は前年比1%増の3555万6893人で、そのうち国際線は1%増の3431万5922人、国内線は11%増の124万971人であった。国際線旅客数のうち、日本人は1%減の1902万5989人、外国人が9%増の910万561人で、通過客が3%減の618万9392人で、外国人旅客が押し上げた格好だ。また、12月の航空旅客数(速報値)はほぼ前年なみの288万9182人で、うち国際線の日本人旅客は3%減の147万2921人、外国人旅客は8%増の77万9240人、通過客は3%減の53万5696人。

 2007年における国際線旅客便の方面別発着回数では、中国線が16%増の2万7201回、アジア線とグアム線が7%増の2万6132回、6673回、台湾線が2%増の9635回であった。一方、香港線は9%減で8651回、韓国線が4%減の1万3154回、太平洋線が1%減の3万3955回となり、韓国線は2年連続で減少となった。