トラベル懇話会、消費者の信頼を得る一年に−コンプライアンス重視
トラベル懇話会は8日、第30回新春講演会を開催、懇話会会長で西武トラベル代表取締役の糟谷愼作氏は「(業界は)厳しい状況下にあるが、各社が力を合わせて積極的に立ち向かいたい」と今年の決意を披露した。また、特に「コンプライアンス」について、「法令遵守とは『法律を守れば何をやっても構わない』ではなく、社会通念上守るべきルールを守らなければならない。『自分だけが良ければ』の発想は、業界の発展には繋がらない」と語り、「消費者の信頼を勝ち得るため、社会的責務を自覚し、各自が業務にあたるという元年にしたい」と明言した。
また、国土交通省大臣官房総合観光政策審議官の本保芳明氏は、観光庁創設が正式に決定したことに謝意を表明。「私のミッションは観光庁の創設だけでなく、観光立国基本計画の目標を達成することだ。ただし、行政ができる範囲は限りがある」とし、業界との協力が不可欠との見方を改めて示した。その上で、「観光を日本を支えるリーディング産業にしたい」と、今後の協力も求めた。
また、国土交通省大臣官房総合観光政策審議官の本保芳明氏は、観光庁創設が正式に決定したことに謝意を表明。「私のミッションは観光庁の創設だけでなく、観光立国基本計画の目標を達成することだ。ただし、行政ができる範囲は限りがある」とし、業界との協力が不可欠との見方を改めて示した。その上で、「観光を日本を支えるリーディング産業にしたい」と、今後の協力も求めた。