中部、年末年始の出国者数は6%増の見込み−韓国、中国、台湾の順

  • 2007年12月26日
 名古屋入国管理局中部空港支局によると、12月22日から2008年1月7日の出入国者数は前年比5%増の25万4700人になる見込み。ただし、前年比数値は12月23日から2008年1月8日の17日間の実数で対比。このうち、出国者数は6%増の21万8400人、入国者数は5%増の12万6300人。方面別人数は韓国が5%増の2万1600人と最も多く、次いで中国が6%減の1万8000人、台湾が10%増の1万3200人と続いた。伸び率で見ると、就航から1年以上がたち、安定したエミレーツ航空(EK)が牽引する中東が68%増の3700人と大きく躍進したほか、成田乗継が36%増の6000人、25%増のグアム/サイパンと続く。一方、ベトナム方面は69%減の500人、インドネシアは58%減の500人と、大きく減少した方面は就航路線の運休の影響が大きい。

 なお、12月28日から2008年1月6日の日本航空(JL)中部発の国際線は、提供座席数は0.4%減の5万512席とほぼ前年と変わらないものの、予約者数は4.1%増の3万9409人と好調。定期便の国際線に限ると、予約者数は9%増の1万8334人となる。一方、全日空(NH)は、天津と広州に就航したこともあり提供座席数は12.2%増の1万1400席、予約者数は19.8%増の8639人で、大幅に増加。中国、韓国、台湾のいずれの方面の前年実績を上回っている。