日本システム開発、旅行会社向けに多機能な新顧客情報管理システム販売開始

  • 2007年12月11日
 日本システム開発は12月12日、旅行会社向けに顧客情報の管理システムを核に多数の機能を提供するソフトウェア、「Tabasa-NEO(タバサ−ネオ)」の発売を開始する。このソフトでは、顧客データの作成と管理をはじめ、データベースを元に、DM送信やメール送信、予約や問い合わせのメール内容のシステムへの取り込み、旅行ポータルサイトへの入稿データの作成、自社サイトへの商品検索機能の付与と、商品掲載と更新などが可能。また予約や手配、CRSとの連携、請求・案内業務、顧客・仕入れ先の入出金処理、集計・分析を実施できる。中小規模の旅行会社でも、これらの業務を一元的に管理することが可能となる。料金は年契約で、5ユーザーの場合1ヶ月9万4500円から。今後1年間で30社への販売をめざす。

 CRSとの連携では、顧客の予約情報などをデータベースに取り込むことが可能。航空座席については、スケジュールを取り込んで旅行会社が値付けし、ウェブサイトに反映することができる。ダイナミックパッケージについては様子見段階といい、ダイナミックパッケージの市場規模が拡大すれば対応する方針だ。