九州運輸局、5空港で外国人「ひとり歩き点検隊」を実施−サービス整備図る

  • 2007年11月30日
 九州運輸局は、2007年12月から2008年1月にかけて、国際線定期便が就航する九州内5空港で、外国人の視点から案内表示などの情報提供の実施状況を調べる「ひとり歩き点検隊」を実施する。訪日外国人旅行者の受け入れ態勢充実に向けたもの。すでに2月には福岡空港で実施し、関係企業・団体に報告書を提出して改善策や改善可能性などについて回答を待っている状態。今回の対象空港は新北九州空港、大分空港、宮崎空港、熊本空港、鹿児島空港の5空港。

 調査に参加する外国人モニターは、有識者として九州産業大学商学部観光産業学科の千相哲教授と、英語圏、韓国語圏、中国語圏からの留学生各1名。案内標識や案内所、パンフレット、公共交通機関の乗継などの利便性、接客などの人的サービスについて調査する。今回の5空港では、2008年3月頃に報告書を提出する予定だ。