日本ツーリズム産業団体連合会（TIJ）は先ごろ、目黒区東根小学校の5年生の授業で、旅育トライアル授業を実施した。TIJでは旅育を今年度の広報・啓蒙委員会の新事業として取り組んでおり、トライアル授業を実施するのは2回目のこと。今回は公開授業となり、生徒のほか父兄も多数参加した。

当日は日本航空（JL）の鋤崎俊夫機長を講師に迎え、「素晴らしいだけでなく、何故だろうも旅の楽しみです」をテーマに授業を実施。実際に出かけた家族とのヨーロッパ旅行をひきあいに、映像を交えながら新鮮な発見に出会える旅の魅力を説明したほか、飛行機の操縦や操縦席から見える景色、パイロットの仕事についても解説した。質問コーナーでは時間が足りないほど挙手があり、終了後の休み時間にも質問が続いた。児童からは「旅の面白さがわかり、旅がしたいと思った」との感想が寄せられたという。