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九州観光推進機構と台湾観光協会、観光交流促進で協定−宮崎線も就航見込み

  • 2007年11月14日
 九州観光推進機構と台湾観光協会は11月12日、観光交流の促進を目的に協定を締結した。先ごろの日台間航空関係協議で、台湾企業による台北/宮崎線の就航が可能になったことを受け、提携により双方向で訪問者数の増加をめざす。具体的には未定ながら、説明会の実施やメディア露出など、相手国側の広報活動などで協力するもので、現在、両者が相互にプロモーション強化を進めている方針にあわせたもの。

 九州観光推進機構によると、九州を訪れる台湾からの訪問者数は、1997年の11万6616人をピークに減少。現在は、2005年に発足した同機構がチャーター便運航の働きかけに取り組んでいることもあり回復傾向だが、さらに誘客を図りたい考え。既に提案している国内向けの観光ルートを海外向けに提案していく。

 なお、台北/宮崎線は台湾企業2社のいずれかが就航することは「ほぼ確実」(九州観光推進機構)で、「九州北部だけでなく、宮崎など南部を含めたプロモーションが可能になる」という。また、これまでのチャーター便で、台湾発の到着空港が宮崎で日本発が大分や長崎というオープンジョーの設定があり、周遊できる旅程が組まれていたが、定期便でも「同一航空会社であれば、往復割引などで周遊ルートを実現できるはず」と期待を示している。


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