アルザス地方観光局によると、アルザスのクリスマスマーケットは、5世紀前から続くストラスブールの「クリストキンデルスメリク」をはじめ、多くの市がたつ。なかには職人たちの市や、博物館主催の市、クリスマスの小菓子のみを扱う市など、ユニークな内容のものも多い。

　例えば、ストラスブールの「クリストキンデルスメリク」は、1570年からはじまり、工芸品やクリスマスデコレーションの店が並ぶ伝統的な市。その一方、カイザースベルクの「プレリュード・ド・ノエル」では、フラワーアートや吹きガラスなどの職人約30名が腕を競うほか、ベッシュドルフとスフレンハイムでの「ル・トゥール・デ・ポティエ」では、約10軒の伝統的な陶芸工房の協力で、クリスマスデコレーションや装飾品の手作りを体験可能。またミュルーズでは、ミュルーズ布地プリント博物館が市を主催。布やテーブルウェア、特製スカーフなどが勢ぞろいする。オベルネでは「美食の市」などもあり、フォアグラ、ジャム、チョコレート、ジビエ、チーズなど品揃えも多彩だ。


▽アルザス地方でのクリスマス市の例

●クリストキンデルスメリク
開催地：ストラスブール
開催日：11月24日から12月24日まで

●プレリュード・ド・ノエル
開催地：カイザースベルク
開催日時：11月30日から12月23日までの金、土、日曜日

●ル・トゥール・デ・ポティエ
開催地：ベッシュドルフとスフレンハイム
開催日時：2007年11月25日から2008年1月5日まで

●博物館のクリスマス市
開催地：ミュルーズ
開催日時：11月15日から12月31日

●美食の市
開催地：オベルネ
開催日時：12月1日から12月24日

▽アルザスのクリスマス
http://noel.tourisme-alsace.com/