9月の日本人出国者数は1.6%増の159.6万人も累計は0.7%減
国際観光振興機構(JNTO)によると、9月の日本人出国者数は5ヶ月ぶりにプラス成長となり、前年比1.6%増の159万6000人、1月からの累計は0.7%減の1304万5000人となった。出国者数の傾向として、7月までの推移を年齢別にみると、男性の60代以上が7月までプラス成長を推移しており、高齢層は引き続き堅調に推移している。ただし、前年比で概ね10万人弱の減少で推移しており、今後3ヶ月で前年比を上回る推移は難しいと想定される。空港別でも日本人出国者数は大きな減少を示している主要空港はないが、増加もない。
なお、訪日外客数は20.2%増の68万9500人となり、9月としては初の60万人台を記録、1月からの累計は13.7%増の619万9800人となった。増加要因は、ビジット・ジャパン・キャンペーンのプロモーション活動のほか、中国や香港などからのチャーター便の運航、大阪での華商大会などがある。欧米市場もクルーズ客船の寄航、F1開催に伴う観戦客の来日などで、対前年比の訪問者数が増加している。
なお、訪日外客数は20.2%増の68万9500人となり、9月としては初の60万人台を記録、1月からの累計は13.7%増の619万9800人となった。増加要因は、ビジット・ジャパン・キャンペーンのプロモーション活動のほか、中国や香港などからのチャーター便の運航、大阪での華商大会などがある。欧米市場もクルーズ客船の寄航、F1開催に伴う観戦客の来日などで、対前年比の訪問者数が増加している。