冬スケジュール、中部は開港以来初の減少、関空は旅客便、全体とも過去最高

  • 2007年10月25日
 中部国際空港、関西国際空港が冬スケジュールの計画を取りまとめた。これによると中部は来年1月に国際旅客便が週338便、関西はピークの3月に584便が計画されている。中部の旅客便は中国東方航空(MU)が名古屋/青島/北京線を4便から6便に増便するが、マレーシア航空(MH)が減便し、1月から運休、ジェットスター航空(JQ)がケアンズ線を6便から5便、ユナイテッド航空(UA)がサンフランシスコ線を7便から5便、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)がフランクフルト線を7便から6便とする。セントレアではこれまで路線、便数が増加する傾向であったが、今回の冬ダイヤで初めて減少となる。

 関空はUAのホノルル線減便があるものの、ノースウエスト航空(NW)のサイパン線が12月21日から再開するほか、海南航空も海口に週2便を再開。マカオ航空(NX)が週2便から3便と増便され、旅客便の便数が冬期スケジュールで過去最大の計画となった。また、貨物便の増便も相次いでおり、計画では開港以来過去最高の週795便で、この夏スケジュールの782便の記録を超える見込みとなっている。