ヘルスツーリズムの潜在市場規模は4兆円、8割が旅行に健康を希望

  • 2007年10月19日
 JTBヘルスツーリズム研究所は、ヘルスツーリズムの潜在市場規模を4兆円とするレポート「ヘルスツーリズムの現状と展望」をまとめた。このなかで、全国のヘルスツーリズムの推進地は昨年より5件多い231件に増加し、「温泉」以外の場所で特に「ウォーキング」や「食」など、プログラム自体の開発が強化されたことを報告。さらに、健康のための費用の増減意向は「変わらない」が7割であるものの、「増やしたい」が25%と続くことから、全体としては大きく増加すると見ている。交通費を含む全潜在市場規模は6億円と試算した。

 また、旅行先で、「その土地ならではの健康に良さそうな商品を買ったことがある」人は70%で、旅行に健康を取り入れたいとの意向は80%。特に、「健康」をテーマにした旅行に行きたい人は、宿泊旅行・日帰り旅行ともに約60%に上った。試したい健康活動では「温泉」が79%、「森林セラピー、自然体験」が54%、「整体・マッサージ」38%、「タラソセラピー、エステ、スパ」が34%であった。

 同レポートはA4版142ページで、価格は3500円。送料525円。


※訂正案内(編集部 2018年9月26日12時20分)
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